日本皮膚科学会で京都にいきました
先週末(4/19,20)、日本皮膚科学会があり、京都に行ってきました。さまざまな講演を聴いたり、他の先生方のポスターを見たり、企業展示を回って情報収集をしたり、充実した学会でした。また私自身もポスター発表『レーザー照射後に使用する部分用カバーファンデーションの安全性評価』を行いました。発表というのはいつになっても慣れないもので、発表まで落ち着かない時間を過ごしました。学会に発表した内容はまた後日ご紹介させていただくとして、今回は京都でのお話をしようと思います。
初日は、学会終了後、仕事仲間の皆さんと夕食へ。その後、せっかく京都に来たので、もう一軒。下調べをしていなかったのですが、京都らしい所にと祇園(発想が短絡的なのですが・・・)に向かってみたものの、どのお店に入っていいのかわからず、しばらく京都の町をさまよいました。数年前の朧気な記憶を頼りに、なんとか八坂神社近くの通りに到着。どのお店も小さな灯り取りはあるものの、入り口が、どこに入ってよいのやら。恥はかき捨てと、通りを歩いていたご夫婦に「どこか飲める場所はありませんか?」と話しかけ、紹介してもらったお店にやっと辿りつきました。そのお店もやはり入り口が勝手口の様に狭く、緊張して入りましたが、中は日本庭園を見渡せる開放的な空間があり、これぞ京都!という雰囲気の中でおいしくお酒を頂きました。さらに、舞妓さんまで登場し、完全にお上りさん状態で一緒に写真を撮ってもらったり、楽しくお話させていただきました。
では、ここで一つ舞妓さんの豆知識。一緒に写っている舞妓さん、よく見て頂くと上唇は紅をひいていません。これは舞妓さんになってまだ1年経っていない場合はひかないのだそうです。行き当たりばったりでしたが、楽しい時間を過ごせました。
翌日は、学会前にホテル近くの京都御所へ出かけました。早朝の御所の庭ではもみじ、松の木、芝生などの新緑が鮮やかでしたし、遅咲きの八重桜も満開、少し早いですがツツジも咲いていて、心洗われる時間でした。
たまにはのんびりと景色を見ながら散策するのもいいものですね。京都御所で、何枚か写真を撮ってみました。写真が趣味の丸山事務長に選んで頂き、載せましたので御覧ください。
08年4月26日
服部 英子