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手荒れの対処法:ぬり薬、ハンドクリームを塗る時の工夫

 1/7より一都三県に緊急事態宣言が発令されました。冬は湿度も下がりより一層乾燥しやすくなっています。感染対策で引き続き、手洗い、アルコール消毒を行っていると思いますが、手荒れは大丈夫ですか?
 私も春、夏に比べると手の乾燥が顕著になっています。診察で頻回に手洗い、アルコール消毒をしていますが、直後は湿っているので乾燥が気にならいのですが、診察間隔が空くと、あっという間に以下の写真の様になってしまいます。赤みや切れたりなどの症状は現時点でありませんが、乾燥が顕著で指先端は固くなっています。

 手荒れで診察に来られる患者さんから、なかなか薬やハンドクリームをに日常生活で塗るのが難しいというお悩みを聞きます。
  ・家事や育児で頻回に手を洗うので塗り薬を塗るタイミングがない
  ・仕事上例えばパソコンを使うのでべとついてしまうと困る など
 確かにそうなんです。でも塗り薬やハンドクリームを塗らないと外的悪化要因(摩擦、アルコールなどの刺激性成分、頻回の手洗い、乾燥など)が多い中、なかなか症状を改善していくのは難しい状況です。
 
 そこで、私が行っている工夫を参考までにご案内します!
 朝出勤時はいつもバタバタとして家を出る間際に手の乾燥が気になります。鍵や服、カバンなどをべたべたした手で触りたくないので、クリームタイプではありますが、べとつきがすぐに落ち着く物を使っています。日中は尿素軟膏を使っていますが、しばらくべたべたするので、塗ってべたつきが落ち着くまでは手袋をしています。診察中は患者さん毎に手袋を取り替えますので直接プラスチック手袋になってしまいますが、自宅では綿手をしてその上からさらにプラスチック手袋をして家事など作業するのも良いのではないかと思います。
 
実際に尿素軟膏を塗った直後の私の手です。

そしてプラスチック手袋をして仕事をしています。

ポイント
 ☆塗ることを考えましょう
  ハンドクリームの種類(クリーム、ローション、軟膏など)はその時の状況にあった物でかまいません。いくつか持っていると対応しやすいです。
  塗った後べたつきが治まるまで手袋をするなど工夫してみましょう。
 ☆ぬり薬 
  指示された回数を塗ってみましょう。特に日中はすぐ手洗いしていまうので塗るタイミングが困ると思いますが、全く塗らないよりは20-30分程度塗っておけるタイミングを見つけて塗ってみてください。
  塗った後手袋などができるタイミングで塗るなどトライしてみてください。
  たっぷり(てかる程度、ティッシュペーパーがくっつく程度)塗りましょう。
 ☆根気よく塗りましょう
  かゆみがなくなったり、少し良くなるとぬり薬を塗らなくなることがあるのではないでしょうか?指示された期間は根気よく塗ってみましょう。
  治りが悪い、いつまで塗ったらいいのか迷った場合は治療を受けた先生に再度診察を受けてください。
  

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